「わさお」の写真




2008年に「ブサかわ犬」として一躍人気者となった青森県鰺ヶ沢町の秋田犬「わさお」。

家から車で3時間程度の場所で、一度は行ってみたいと思いつつ年月だけが過ぎ去っていき、ようやくお目にかかれたのは2016年7月だった。

翌年10月には二度目の訪問を果たしている。この犬に関してはこれまで各方面で幾度となく紹介されてきたが、

動物ともなればその時ごとに表情も違うだろうということで、敢えて取り上げたい。





わさおが飼われている「きくや商店」。目立つ看板があり分かりやすい。店の前に駐車スペースがある。

初訪問の日は津軽半島へ出かけ、午後3時半頃に通りすがりで看板を見て急遽立ち寄った程度だったので、あまり長居している暇は無かった。





大きな犬小屋が外にあり、自由に見物が可能。左がわさお、右が妻として迎えられた「つばき」でこちらも秋田犬。





じゃれ合って落ち着きが無かったが、待っていると写真を撮れと言わんばかりに2匹が顔を寄せ合ってくれた。





娘の「ちょめ」。顔はわさおに似るが本当の子ではなく、つばきの実家から預かっているとの事。 座っていてその場から動かなかった。








2017年10月、今度はもっと良く観察しようと再訪問した。日曜日の昼で、入れ替わるように人が訪れていた。

前回は無かった軽トラの看板があり、「犬にさわらないで下さい」と注意書きされていた。




  


初めは寝そべっていたわさお。すぐに顔を上げたが、いかつい表情をしている。

今回は前回のような楽しげな様子は見られなかった。




  

程なくして奥に隠れていたつばきも姿を現した。ちょめは隅の方でぐったりしている。




  


わさおは正面から見たユーモラスな姿が強調されがちだが、横顔は長いひげを蓄えたかのようでライオンを彷彿とさせる。

現に最初の頃はライオンに因んで「レオ」と呼ばれていた。尤もこのような長い毛を持つ個体は、秋田犬としての価値は低いものとされてきた。







周囲には猫も多く、わさお向けと思われる餌を食べる者までいた。







手作りだが大きく開放的な犬小屋。海から近い場所で奥には漁港が見える。







着いてから10分近く経ち、帰ろうとするとようやくちょめが立ち上がり、3匹が一度に写真に収まった。

地域のアイドルという特別な存在になったわさおだが、実際に目の前に立つことによって一匹の犬としての姿を見たようだった。

また訪れることがあってもいいだろうと思いつつ帰路についたが、この訪問から2ヶ月と経たない11月30日、

飼い主の菊谷節子さんが亡くなった。わさおを拾い育ててきた当人で、わさおにとって最も信頼し得る存在だっただけに

非常に残念だ。とにかく今は、わさおには今後とも元気でいてほしいと言うしかないだろう。



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