ひるね特集



「ひるね」という地名は三種町や南秋地域に集中し、「昼寝」又は「昼根」と書かれるものが多い。

他には「蛭根(秋田市寺内)」や「ヒル子(井川町)」という例がある。

「あきた地名要覧」には「ヒルに関しては勢いが弱るという意味の「怯む」に関係するとか、

「汁」の転訛などの説があるが、いずれにしても低湿を意味している。ネは土地の意味。」と書かれている。

その他にも環形動物の「蛭」や植物の「蒜」の可能性も考えられる。











秋田市広面字昼寝。県道28号沿い(手形山崎町から横山金足線の中間辺り)にある。 市街地なので住宅や店舗が立ち並ぶ。

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三種町森岳字昼寝。国道7号沿いの川尻の消防署前から森岳駅へ向かう道路に入り少し行くと集落がある。

昼寝と書く地名の中では唯一、国土地理院の地形図に載っている。

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電柱の札に昼寝の表示が見られる。三種町には他にも「昼寝道上」「昼寝道下」「牡丹昼寝」といった地名が存在する。











八郎潟町川崎字昼寝。一日市商店街から荒耕地踏切を越えて五城目町役場に至る町道と、

国道7号が交差している辺りが昼寝に当たるようで、そこには「一日市十字路」というバス停が立っている。

近くには「夜叉袋字下昼寝」「昼根」という地名も存在する。











先述した八郎潟町の昼根。上昼根(かみひるね)と昼根下(ひるねした)の二つに分かれており、

一日市商店街と国道7号をつなぐ町道(荒耕地踏切あり)がその間を割っている。

写真の向かって左側が上昼根、右側が昼根下で上昼根のみ表記を確認している(「潟」は略字)。

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上昼根側には「昼根屋」がある。






  


井川町浜井川字ヒル子。国道7号とスズキ部品工場に挟まれた住宅地。

ヒルネ地名の中でも変わり種と言えるが、現地で地名を表示するものは確認できない。

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