鰄渕/かいらげふち(能代市・三種町)
地図(能代市三種町



鰄渕は能代市と三種町に見られる地名。「鰄淵」と書かれることもあり「かいらげぶち」と読まれることも多い。

「鰄」は本来「かいらぎ」で刀剣の鞘や柄に用いる鮫皮を意味する。

[魚+成](うぐい)との混同などの説があるようだが、二箇所に存在する理由までは分からない。








能代市の鰄渕は大字で国道7号や秋田自動車道が通る。

能代東IC前の交差点に国道上で唯一の地名表示があるものの平仮名となっているのは興醒めである。







IC前から一つ能代市街側の交差点では古屋布(ふるやしき)という地名が見られる。

屋布を「やしき」と読ませる地名は秋田県全土に点在するが、全国的に見ても珍しいようだ。







IC前から県道64号に入ると「鰄渕」の表記を見ることができる。




  


県道から能代市中心部へ通じる市道に入ると鰄渕バス停がある。 この通りには「機織轌ノ目(はたおりそりのめ)」という地名もある。







鰄渕の端に位置する東能代駅。奥羽本線の駅であると同時に五能線の始発駅でもある。









三種町上岩川の鰄渕。こちらは山間部の集落。小字としては西鰄渕と東鰄渕とに分かれる。

三種町は能代市の隣だが、鰄渕の場所は20km程離れている。




    


集落は県道4号沿いでバスも通る。






  


県道の鰄渕橋。地名の読みは「かいらげふち」だが、橋の読み方は「かいらぎふち」となっている。







集落の外れの相染神社。石碑だけのようだが、よく見ると右側に森の中に入っていく道がある。

そもそも神社があることを示す鳥居がこの神社には存在しない。







少し奥に社殿があるが、祭壇側以外の壁が無い構造で既に廃墟と化しているのかと思った。

参道も神社の右端に出るようになっており、正面側はスペースに余裕が少ない。

入り口の石碑の建立は1999年で、その当時はもっと整備されていたのだろうか(撮影は2016年)。



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