畚岳/もっこだけ(仙北市・岩手県八幡平市)
地図







秋田・岩手県に跨る八幡平(1613m)の南側に位置する山。標高1577.8m。地図を見ての通り、山頂部は秋田側に寄っている。

畚(もっこ)とは主に土砂を運ぶ道具で、山頂の形状がそれを連想させるためついたと思われる。

ちなみに仙北市内の朝日山塊には二ノ沢畚(にのさわもっこ)、志度内畚(しどないもっこ)、モッコ岳(県境)の山名があり、

主峰の朝日岳にも朝日畚の別名がある。また、八幡平から10kmほど南の大深岳の近くにも小畚山(こもっこやま)があったりと

モッコの山名は秋田・岩手県境部の奥羽山系に集中している。







八幡平アスピーテラインの大深沢展望台より。左の突き出たピークが畚岳。右奥は秋田駒ヶ岳。

秋田側は4月半ばに冬季閉鎖が解除されるが、標高1500mの高所であり、まだ周囲は雪景色である。







県境駐車場の上の見返峠より。




  


畚岳には登ることもできる。アスピーテラインの県境から分かれる八幡平樹海ラインを1kmほど下ると

大深岳への縦走ルートの入口があり、途中から畚岳山頂へ向かう道が分かれている。ここから1kmとの標柱があり、

山頂直下までの道のりは緩いので容易であるが、地面の裂け目の底を歩くような箇所もある。







登山道の中間より焼山(手前)と森吉山(奥)を望む。どこまでも続く樹海が美しい。




  


残り200mの地点で縦走路は左へと曲がる。ここはまっすぐ進んで急坂を登りきると畚岳山頂へと着く。

写真を撮りながら歩いて17分かかった。周囲には遮る物がなく、360度の展望が堪能できる。







南東方向にそびえる秀峰岩手山。







北側の八幡平。山頂は平坦で登山道も石畳で整備され、距離も長くはなく楽に登ることができる。

全国的にも知られる山なので、来訪者はかなり多い。それに比べれば畚岳側は穴場と言えるだろう。







南側の秋田駒ヶ岳(右)と笊森山(ざるもりやま)・乳頭山(烏帽子岳)。



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