粐蒔沢/ぬかまきざわ(秋田市)
地図




下浜桂根字粐蒔沢。「糠蒔沢」「粐薪沢」と書いている資料もある。

これは桂根駅の近くを流れる境川上流部の地名らしく、人家はないが油田跡があり、そこまで伸びる道路がある。

ちなみにこの地名の「粐」は、古い資料では「米+廬」となっているが、「舮」が「艫」の略字であるように、

「粐」に変化したのだろう。この字は地名用字という扱いで、辞書では意味が曖昧になっている。






桂根駅近くの集落から境川に沿う狭い農道を1.5kmほど行くと、T字路がある。(写真左は突き当たり)

この辺から粐蒔沢に入るようで、まっすぐ行くと200mほどで油田跡に着く。




   


T字路の辺りまでは農地があり、来る人もいそうだが、その先からは荒れていて、廃道のような有様である。




   


農道沿いの境川は、この辺りでは1m程度の幅しかない。パイプのようなものは、油田の名残だろうか。







100mほどで杉の植林地へと景色が変わる。農道の右側が粐蒔沢、左側がニカノ沢らしい。







間もなく右手に桂根油田跡の標柱が現れるが、これといった痕跡は見当たらない。

ただ、周囲には少しではあるが油臭さが漂っていた。







植林地を見ると、木々の間が茶色くなっていた。木の根元は少し盛り上がっているため、

染み出た油分が窪んだ所に溜まって地面を変色させたのだろう。



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