等々力/とどろき(東京都世田谷区)
地図



等々力は世田谷区の地名だが、隣の神奈川県川崎市にも同様の地名があり、元々一つの町だったという。

実際に訪れたのは世田谷区内の等々力駅(東急電鉄大井町線)と近くの等々力渓谷のみで地区の全容は把握していない。

地名は渓谷の滝の音が轟くことに由来するとされるが諸説ある。

「とどろき」という地名自体は全国にあり、表記は「轟」が多いが「二十六木」「廿六木」「驫木」という例もある。








大井町駅から電車に乗り、等々力駅に降り立った。

前後には「九品仏(くほんぶつ)」「上野毛(かみのげ)」「下野毛(しものげ)」と言った面白味のある駅名が多い。




  


駅舎は二本の線路に挟まれた場所に位置する。出入口も両側に設けられ、電車が来ると対応する踏切が下りる仕組みになっている。




  


駅の横には車道の踏切があり、周辺は商店街になっている。バス停もある。







周辺の地図。この辺りは等々力の端の方に位置するのが分かる。







冒頭で等々力渓谷に行ったと書いたが、実は駅のすぐ近くにその渓谷が存在する。

駅を出て僅かな場所から南向きに撮った写真だが、中央の大木から右に曲がるともう渓谷は目の前である。




  




渓谷(谷沢川)に架かるのはゴルフ橋。単純にゴルフ場があったことに由来する。渡った側から駅側を見たもの。




  


橋から見下ろすとこれまでの市街地の光景からは想像し難い、緑多い景色がそこにはあった。

橋の脇から下流側に向かって遊歩道が整備されている。







渓谷の案内板。幾つかある内の一つ。上のゴルフ橋の解説はこの看板の一部。







入口から階段を下るとゴルフ橋の赤いアーチがどっしりと構える。




  


上の住宅街とは別世界の遊歩道。ヤシ科のシュロが目に付く。

住宅街に挟まれた場所である故、犬の散歩やジョギングをする人の姿もあった。







途中で環状8号線(玉沢橋)の下を通る。




  


両側が石垣で整備された直線的な部分。







渓谷も終わりに近づいてくると不動滝が対岸側に落ちている。沢ではなく地下水を流しているようだ。

水音が地名の由来になったと言うには小さいが、霊場として長い歴史がある。







滝を過ぎると間もなく住宅が現れ、渓谷は終りとなる。1km程の短い渓谷だが、この大都市圏内でよく残ったものだと思う。







帰りは来た道を戻ったが、ゴルフ橋の横の階段で猫と出会った。

あまり警戒する様子もなく自分から近づいてきて、柵の外に出るとそこから動かなくなってしまった。

残念ながらこの周辺では野良猫が問題になっており、猫への餌やりに注意を喚起する看板があった。



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