栩平川/とちひらがわ(大仙市)
地図




  


西仙北の山間部を流れる雄物川支流。中流部は県道315号が沿っている。

角川日本地名大辞典によれば「戸川」という別名もあり、上流部に「上戸川」、河口付近に「下戸川」の集落がある。

秋田自動車道は「栩平川橋」でこの川を渡るが、普通に走っていれば気に留めることもない。

川は蛇行を繰り返し、それが洪水の原因となっていたため、トンネルによって一部が流路変更されている。

なお「栩(とち)」の字を使う地名は秋田県内では多数存在する(栩木岱など)。




  


川岸の一方が白っぽい土壁となっている場所が多いのが特徴。







県道315号が通る秋通の付近にあるトンネル。周囲の土壁が剥き出しのままで内部も同様と思われる(いわゆる素掘り)。

角川日本地名大辞典にはこのトンネルの詳細も載っている。高さ6尺(約1.82m)・幅9尺(約2.73m)・長さ80間(約145.5m)で

明治34年(1901年)春から半年かけて完成したという。100mを超える長さがあるので地図にも掲載されている。







上流の布又にもトンネルが存在する。こちらは短く地図に載っていない。

地名大辞典でも触れられていないが、秋通のトンネルと同時期に造られたと思われる。



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